『夏時間の庭』
今日、生まれて初めてひとりで映画を観て来ました。
『夏時間の庭』というフランスの映画です。
埼玉の映画館では上映していないので、
高崎まで行って来ました。
撮影場所がパリ郊外のイル・ド・フランス地方と知り、ぜひ観たかったのです。
印象派の画家であったセザンヌやモネたちが愛した場所です。
舞台となったお家の庭はそれはそれは素敵でした♪
豊かな緑と明るい日差し、
広い庭でのガーデンパーティー・・・
古くてお洒落な建物もとても魅力的でした。
あこがれの場所、あこがれの生活・・・
でもこれが永遠に続く訳ではないのですね。
必ず直面しなければならない現実。
主のいなくなった庭はどうなるのだろう?
思わず自分と重ねてしまいました。
フランスの映画は難しいです。
ヒーローもいなければ、悪役もいない、
特に事件が起きるわけでもなく、奇跡も起こらない・・・
いつまでも同じように暮らせるはずがなく、
時代はどんどん変わって行きます。
それが現実なのかもしれませんが・・・
そんな中でも変わらないもの、
家族で育んできた思い出や愛情・・・?
もし私が監督だったら・・・
売り出した家を、とてもお庭好きな人が買い取って、
今まで以上に素敵なお花を咲かせ、
集まって来る人達を幸せで包み、
人々の心に幸せの種を植えたとさ。
めでたし、めでたし♪
という話にするのにな〜